今後NOREN構築で覚えておきたいこと!
初めてNORENの構築に挑戦致しましたので「これは良かった」「失敗した」など勉強になったことをまとめてみました。
よく使用した独自タグ
NORENでは、独自タグのことを、アクションタグと言い、結構使いやすいアクションタグがあったのでご紹介します。
RootDir
これは、ルートディレクトリを表示するタグで、主にimgタグに使用します。
Wordpressの場合は、imgパスは、function.phpに短縮URLを記述しますが、NORENは[[--RootDir--]]と記述するだけでディレクトリパスを取得できるのでこれは簡単です。
表示したい場合は、以下のように記述します。
<img src="[[--RootDir--]]asstes/img/sample.png" alt="">
CatDirsub
最上位カテゴリから指定カテゴリまでのディレクトリパスを「/」で区切って表示します。
現在のURLを表示する時に表示する際に使用します。
https://www.sidethree.co.jp[[--CatDirsub--]]
If分岐
NORENの場合は、下記のように記述します。
[[--IfStart,is:(00_00000_001=T)--]][[--ThenStart--]]<img src="[[--RootDir--]]asstes/img/sample.png" alt="">[[--ThenEnd--]][[--IfEnd--]]
ThenStartとThenEndが入ります。私は試したことがないのですが、これがないと、ちゃんと分岐されないことがあったりするそうです。。。
変数タグ
Record
[[--RecordStart,name:og_url_domain--]]https://www.sidethree.co.jp[[--RecordEnd--]]
サイトURLの変数を登録しておけば、いろんなところで使えて結構便利でした。
Write
<meta property="og:url" content="[[--Write,name:$_PageURL--]]"/>
上記とCatDirsubを組み合わせれば。。。
<meta property="og:url" content="[[--Write,name:$_PageURL--]][[--CatDirsub--]]"/>
共通テンプレートに、上記のように記述すれば、各ページのURLが取得できます。
やっておくべきこと・やっててよかったこと
設計書を自分で作っておく
NORENは通常のCMSよりアクションフィールドを作成する量がとても多いので、あとでIDを書き換えることが難しくなります。
なので、自分で事前に設計書を作っておくと、設計が頭に入っているので、後からIDの変更や追加をせずに済みます。
Set
今回、アクションフィールド260個ぐらい作成しました。
なので、どこで使用するものなのかを整理しとかないと、コンテンツカテゴリにアクションフィールドを登録するのはかなり手間でした。
そのため、すべてのコンテンツカテゴリにすぐ登録でき、且つ見やすくするためにSetを使用しました。かなりすっきりです。
※アクションフィールドは、Wordpress・MovableTypeで言う、カスタムフィールドです。
失敗した・困ったこと
プレビューエラーの原因
プレビューではうまくいっていたけど、配信できないなどがあるよですが、私はそもそも、プレビューエラーが沢山ありました。
原因は、主にアクションタグの記述ミスでしたが、その中でも「 ]]] 」閉じタグの記述が間違っているなどの凡ミスでした。
それでも、プレビューエラーが出たり、配信エラーになったりするので、凡ミスがないか、まず確認しなきゃいけないなと思いました。
アクションフィールドのIDの使い回し
一度削除し、ゴミ箱からも完全削除したはずなのに、もう一度同じIDで作成すると、そのアクションフィールドの箇所だけうまく表示できないことがありました。
なので、同じIDでなく新規IDで登録すると、うまく表示しましたが、IDだと原因が分かるのに結構時間がかかってしましました。
あとから、知ったのですが、同じIDを使い回し+データ型を変更すると、うまく表示できないということがあるそうです。
アクションフィールドを作ってから削除しなければいけない場合は、同じIDは避けたほうが良さそうです。
構築してみて思ったこと
アクションタグなど、NORENの構築時の情報は、Wordpressのようにネット上に、知りたい情報がないので、マニュアルを見ながら、当てはまるアクションタグを探すのに苦労しました。。。
Wordpressや、MovableTypeよりタグの記述の仕方は、NORENは独特なので、なんだか新鮮でした。笑
少し複雑なことをする場合は、NORENの仕組みを勉強し直さないと、セミナーの勉強会だけだと、デザイナーの私にはなかなかハードルが高かったですが、構築は楽しかったのでこれからも勉強しながらマスターしていこうと思います。