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「理解すれば、どうということはない!」NOREN教育セミナー。


                「理解すれば、どうということはない!」NOREN教育セミナー。

皆さん、こんにちは。

前回のブログで、ジンバブエドルを見事獲得した、ジンバブエボーイことたいよーです。
日本でも早くジンバブエドルが使えるといいですね。

さて先日、弊社が取り扱っております大規模サイト構築CMS(コンテンツ管理システム)のNOREN教育セミナーにきたむんと参加するため東京へ行ってきました!
全3日間ありましたが、1日目の概要、2日目の構築を受講してきました。

当日を迎える前に...

NOREN教育セミナーの事前学習ということで、かねやん大先生がNOREN勉強会を主催。

NORENについてはまったくのド素人な私でもすんなり理解でき、受講前にかねやんにレクチャーしてもらって本当に良かったと今でもしみじみと感じます。

よっ、かねやん、さすがっす!!

ほんと頼りになる先輩です。

1日目:概要

今回私ときたむんは初東京出張ということで、たまたま同じ日に東京でアポのあった白石さんの後ろをただついていくだけでしたが、無事飛行機にも乗れ、市ヶ谷の受講会場に到着。
やっと着いたとほっとする間もなく、早速概要の講座がスタート。

一日目の概要の内容はざっとこんな感じでした。

  • NORENの仕組みについて
  • アクションフィールドの利用
  • テンプレートの作成

NORENの仕組みについて

まず初めにNORENの仕組みについてですが、簡単に説明すると、
主に大規模サイトに利用されるCMS(コンテンツ管理システム)で、各クライアント(コンテンツ作成者・Web管理者・承認者)はPC上のWebブラウザを使用してNORENがインストールされているステージング・サーバにアクセスします。
このステージング・サーバでは、クライアント(ブラウザ)から各種操作を含めた処理を行い、情報をデータベースへ格納します。
データベースの情報を集約してページを生成、その後Webサーバへ配信します。
これがNORENを利用した配信の一連の流れになります。

それともう一点、NORENでの大きな特徴と言える仕組みがあります。
これは実際に作業しながらでないと分かりづらいと思いますが、NORENでは「コンテンツマネージャ」と「サイトマネージャ」という大きく二つのカテゴリで管理します。
「コンテンツマネージャ」は、情報を分類し管理、
「サイトマネージャ」は、実際のWebサイトと同じディレクトリ構造を管理します。
「コンテンツマネージャ」で情報の整理・定義をし、実際配信したい情報を「サイトマネージャ」へ読み込ませる感じですね。
ですので、本番サーバに配信する前に「サイトマネージャ」で表示を確認することができます。

アクションフィールドの利用

アクションフィールドとは、MovableTypeでいうカスタムフィールドにあたるもの。
このアクションフィールドは、グループ化することができるので、複数のコンテンツに同じ組み合わせで使うときにはとても便利です。
またアクションフィールドにドロップダウンメニューで入力できる「リストメニュー」は50個まで登録が可能ですが、多すぎると重たくなり読み込みが遅くなるとのことですので、なるべくリストを少なく抑える、多すぎるならリストを分けるなど注意が必要です。

テンプレートの作成

NORENではテンプレートが2種類存在します。
1つ目が一覧ページにあたる「リストテンプレート」、
2つ目が詳細ページにあたる「ストーリーテンプレート」です。
この二つのテンプレートにNOREN独自のアクションタグを使用して作成します。

1日目:終了

かねやん大先生のおかげでつまずくこともなく、1日目の概要は無事終了することができました。
終了後は白石さんと合流しお客様の打ち合わせに同行、その後素敵なホテルにチェックインを済ませ、シャレオツなお店で美味しい夕食をいただきました。
「やっぱ東京は違うなぁ」としみじみと思いながら、白石さんときたむんとで楽しい時間を過ごしました。
食事を終えた後はホテルに戻り、少し仕事を済ませ、1日目は終了。
普段は夜食をあまり食べないのですが、なぜかその日はコンビニでペヤングを買って食べ、次の日は若干胃もたれ気味になりました。(笑)

2日目:構築

朝は余裕をもってチェックアウトし、会場近くのカフェで朝食を済ませ、2日目のセミナーがスタート。

2日目の概要の内容はざっとこんな感じ。

  • アクセス権・承認フローの設定
  • コンポーネントの登録
  • アクションタグの記述

構築では昨日の操作内容の応用編といった感じで、実際に作成するであろう企業のプレスリリースに関するページを作成しました。

アクセス権・承認フローの設定

NORENでは各ユーザやグループに対して権限を与え、必要な箇所だけアクセスできるように設定することができます。またコンテンツやテンプレートを登録した際に内容に問題がないか確認する承認フローを設定することができます。
この承認フローを細かく設定できるのも大規模サイトに利用されるNORENの大きな特長ですね。

コンポーネントの登録、アクションタグの記述

コンポーネントとは、MovableTypeで言うなら、モジュールテンプレートにあたるもの。
そしてアクションタグとは、NOREN独自のタグです。
例えば、コンテンツのタイトルを表示したい箇所には[[--ArtTitle--]]といった形のタグを記述します。
このコンポーネントとアクションタグを活用して、テンプレートへ組み込んでいきます。アクションタグはマニュアルに全部載っているので、見ながら誰でも記述することができますが、よく使うものはある程度覚えておくと便利そうです。

2日目:終了

2日目も少し詰まるところもありましたが、なんとか無事終えることができました。
個人的にはコンポーネントやアクションタグを駆使しながらテンプレート作成するのは非常に面白いと思いました。
ですが、カテゴリ構成などは途中で変更することができなかったり修正にかなり時間がかかってしまうので、変更が起きないようあらかじめ設計段階で確実に決めておく必要があります。
逆に言えば、事前にサイト構成を固めておき、NORENの仕組みを理解しておけば、作成途中の修正も少なくなるのではないでしょうか。

2日目:終わりに...

セミナー終了後、サイドスリー恒例のあの場所へ...
と思ったのですが、空港まで確実に迷ってしまうだろうということで、今回はお預けに。笑
案の定、電車で迷いましたが、無事空港に到着。
お土産を買って、きたむんと軽く夕食を済ませ、神戸へ帰還しました。
帰りの飛行機の羽のハートが少しだけ疲れを癒してくれました。

かなり充実した2日間でした。
まだまだNORENについては断片的にしか理解していないですが、少しずつNORENの仕事に携わっていけるのが楽しみです。

「理解できれば、どうということはない!」

もっとNORENを理解してシャアみたいな名セリフが言えるようになりたいですね。

サイドスリーではこういったセミナーにも積極的に参加しています。
求人サイト等でも求人の募集しておりますので、少しでも興味を持った方はぜひ採用情報をご覧ください!