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社員旅行3日目 – 離島ぶらり一人旅


                社員旅行3日目 – 離島ぶらり一人旅
元バックパッカーのみーさんです。

すっかり冬らしい寒さになりましたが、もうしばらく夏の思い出にお付き合いくださいませ。

旅行前夜に荷造りしながらほぼ徹夜で練習した甲斐があり、社員旅行初日のプレゼン大会では無事お小遣いをGET!
2日目からはようやく旅気分で本島観光を満喫しました。

とはいえ沖縄は離島を含めると結構な回数訪れているので、今回3日目のフリータイムはバックパッカーの血が騒ぎ、未踏の離島へ日帰り一人旅。
沖縄へ到着直前の機内でも頭の中は昼からのプレゼンでいっぱい。
市場に並ぶ魚を見てやっと南国を実感。

いよいよ出発

そして3日目。まずは船旅の拠点、「とまりん」へ。
目的地は慶良間諸島の知る人ぞ知るシュノーケリングスポット、「阿嘉島」(あかしま)!

阿嘉島へは座間味村行きの船に乗ります。
途中で経由する座間味島は観光客が多いので、当日はキャンセル待ちになっていました。事前に予約しといてよかった!

9:00 出航

高速船に乗り込み、深い青色の外海の波に揺られること70分。
急に海の色が明るいエメラルドグリーンに変わり、阿嘉島に到着!なんだこの透明感!

途中の座間味島で大半が下船したので、阿嘉島で降りる人はまばら。
でも、それが良い!
観光地化されていない上にシーズンオフなこともあり、周りを見渡してもデカい鳥とシカはいましたが、ほとんど人はいません。
ちなみにこのシカは、日本最南端に生息している天然記念物のケラマジカ。泳いで島を渡るそうです。

10:30 阿嘉ビーチ

さっそく阿嘉港のコインロッカーに荷物を預け、阿嘉ビーチへ向かいます。

徒歩&自転車で回るので、荷物は最小限。水着とマリンサンダルに着替え、持っていくものは飲み水と競泳用ゴーグルのみ。

阿嘉ビーチは港から歩いて行ける距離ながら、おさかな天国!
浅瀬の岩場でもトロピカルな魚がたくさん泳いでいます。

「熱帯魚の宝石箱や~」とニヤニヤしながら泳いでいたら、近くでシュノーケリングをしていた地元?らしきおじいさんが
「沖の方にウミガメがいるよ」
と教えてくれたので、向かってみると、目の端に細長い影が。。
これは・・「ダツ」じゃないですか!
ダツは光に向かって突っ込んでいく習性があり、特に夜はライトを持った人に刺さって大けがをさせる、サメより危険といわれる魚。よく見ると周辺のあちこちにいました。

今は昼前で明るいけれど、沖へ向かうにつれ徐々に深く暗くなってきたので、念のためフラッシュは使わず。

さらに沖へ向かうと、ウミガメを発見。中くらいの2匹と小さいの1匹。
が、満ち潮で沖へ向かって泳ぐには波が強く、フィンなしではなかなか追いつけず、写真は撮り損ねました。残念。

12:30 昼食&島めぐり

それでも2時間ほど海中遊泳を楽しみ、お腹が空いたので陸へ上がり、港へ戻ってコインシャワー&着替え。
コインシャワーは水のみでしたが、11月でも全然問題なし。さすが南国。

ドライヤーもないので、近くの貸し自転車屋でママチャリをレンタルし、乾かしがてらギーコギーコと集落を走っていたら、定食屋を発見。

さっとソーキそばをいただき、次に目指すは阿嘉島と橋つながりの「慶留間島」(げるまじま)&「外地島」(ふかじしま)!
慶留間島は大部分が森林の小さな島で、外地島は小さな無人の空港がぽつんとある無人島。
阿嘉島から阿嘉大橋を渡り慶留間島へ。

橋からの景色も素晴らしい!それにしても人がいないな~。
どんどん坂を上っていくと、次は慶留間橋。橋の端がシカの角の形になっててかわいい。
橋を渡り外地島に入ると、さらに急な上り坂。だんだん海が遠くなってきました。
途中で何度も水分補給しながら、ようやく山頂へ。

そこはケラマ空港。なんだけど、ほんとに誰もいない。
でも建物は開けっ放しで、聞こえてくるのは風と鳥の鳴き声だけ。
1分で一周できてしまったので、ちょっと休憩してまた阿嘉島まで引き返すことに。
今度は下り坂!直滑降で一気に坂を駆け下ります。

14:00 阿嘉島迷走~北浜ビーチ

あっという間に阿嘉島へ戻り、北浜ビーチへ。
なぜか「北浜」なのに「ニシハマ」ビーチ。

とりあえずGoogle マップで道を探すも、目の前には森へ向かう絶壁のような上り坂。

「ビーチだから海沿いだろうし、これじゃないよな、うん。」と自分に言い聞かせ、勘を信じて適当に比較的フラットな道を進むものの、あっというまに集落の端へ。
方角を確認すると、180度違う。。

あきらめて来た道を引き返し、自転車を押して絶壁を上ります。
何度かアップダウンを繰り返したら、ビーチが見えてきた。ようやく北浜ビーチへ到着!
自転車を止め、ビーチへ降ります。
左を見ても無人ビーチ!前を見ても無人ビーチ!!右を見ても無人ビーチ!!!
ここでもしばし景色を眺め、オリオンビール持ってくればよかったなー、と思いつつ残り少なくなった水を飲みながら、考え事をしているような、何も考えていないような、静かなひととき。
そろそろ水も時間もなくなってきたので、またもやアップダウン&直滑降で集落に戻って自転車を返却。
港の待合室で船を待ちます。

16:00 ふたたび出航

荷物を整理していると、まもなく船が到着のアナウンス。
リュックを担いで、さて帰るか!

再び船に揺られること70分。早くも全身筋肉痛が。。

船を下り「とまりん」へ向かって歩いていると、夕日の中を爽やかに金やんとせんせーが手を振りながらお出迎え。

とまりん正面の船着き場で待ち構えていたものの、予想外の波止場に船が止まったので、慌てて移動してきてくれたらしい。
ドライバー白石さんと合流し、スポーツクラブで沖縄を満喫していたちーさんを拾って日没とともに空港へ。

空港到着後も何かとドタバタしながら日付が変わると同時に無事帰宅。
一人旅も海で泳ぐのも10数年ぶりでしたが、やっぱり旅はいいねぇ~。
来年の社員旅行はみんなを巻き込んでアドベンチャーだ!!
金やん、筋トレしといてね!!