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マーケティング初心者必見!おすすめ入門書のご紹介


                マーケティング初心者必見!おすすめ入門書のご紹介

こんにちは、まだまだインフルエンザが大流行中ですので日々マスクが欠かせないたいよーです。
最近は少しずつできることも増え、仕事の幅も広がってきましたが、まだまだ覚えることがたくさんありますので日々奮闘中です。

そんな中、読書の一環として和田社長から紹介していただいたマーケティングに関する書籍を読んでマーケティングの勉強をしております。今回は私のようなマーケティング初心者でも分かりやすく、読みやすい一冊を紹介したいと思います!

100円のコーラを1000円で売る方法(永井孝尚 著)

マーケティング関連の書籍を読み漁っている方は一度は目にしたことがあるかと思います。調べてみると続編が出ていたり、マンガ化させていたりと、かなり有名な書籍みたいです。
まず何といってもこのインパクトのある本のタイトル。

「100円のコーラを1000円で売る方法」

私も初め目にした時は、「そんな馬鹿な話があるのか!?」と疑いました。(笑)
ですがこの本では人やモノの本質を見極めて効果的にアピールするマーケティングの考え方を、物語形式で学ぶことができます。
読書の習慣があまりない私でもスラスラと読み進めることができました。
出てくる内容も日常生活に結びつく所が多いですので、かなりイメージしやすく頭に入りやすい良本です。
読み終わった後は100円のコーラを1000円で売ることは、マーケティングの知識があれば、特に不可能な話ではないんだなとものすごく感心させられました。
そしてこれでもかというほどのマーケティング論が紹介されていますので、私のようなマーケティング初心者にはもってこいの本です!

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顧客満足の式

ここからはこの本の内容を少しだけご紹介します!
当書の中で、主人公が提案した会計ソフトが採用されず、その理由を聞きに行く場面。その時の不採用となった理由を述べた文章。

「よくこの式を見てください。顧客の事前期待値が100だとします。そして、その事前期待値を100%満足させる100の価値を提供したとしますよね。顧客満足は”顧客が感じた価値”から”事前期待値”を引き算したものだから100引く100。つまり0点です。厳しい言い方かもしれませんが、私たちの要望に応えるだけだった駒沢商会さんは、実は0点なんですよ」

引用:100円のコーラを1000円で売る方法 64p

つまり「顧客が感じた価値-事前期待値=顧客満足」ということ。
顧客がやってほしいと思っていることに応えているだけでは、0点のものしか作れません。その先のプラスαが提供する側に求められるということ。
相手(顧客)に使ってもらうためには、望んでいる要望を叶えること以上に、その相手が気づいていない改善点を提案することが重要ということです。
サプライズは受ける側は、予想もしていない出来事であるほど、喜びは大きいですよね。
顧客満足も同じで、顧客の予測を良い意味で上回ることが大切です。

仕事に置き換えると、お客様に言われたことだけをこなすだけでは、良いものはなかなか作れませんし、満足してもらうのも難しいです。
お客様の要望ではなく、それ以外のところにも目をつけ、提案改善することでよりお客様に満足してもらえるということですね。

付加価値の重要性

この本のタイトルにもなっている、「100円のコーラを1000円で売る方法」。その上で重要になってくるのが、当書にも出てくる「付加価値」という考え方。
実際にザ・リッツ・カールトンという世界規模で展開している高級ホテルではルームサービスの中にコーラを1000円で提供しています。
噂によるとスーパーや自動販売機で100円程度で販売されているコーラと同じもので、異なる点は、高級そうなクリスタルのコップに入れられ、ライムと氷がついてくる所ぐらいだとか。
これだけ聞くと「それで1000円なんて高すぎる!」と思いますが、実際に利用した方は「これで1000円はとてもリーズナブルに思えてしまった。」という話です。詳しく知りたい方はこの本を読んでいただきたい。
私もこの仕組みを知った後は、「そういうことなら全然1000円で注文しちゃうよ。」と思ってしまいました。(笑)

まとめ

お客様と関わる仕事をする上でマーケティングの知識は必要不可欠です。
どうすればお客様に良いものが提供できるのか、より満足してもらえるのかマーケティングの知識を通して常に考えることは非常に重要です。
私もこれからマーケティングの知識を蓄え、少しでもお客様に満足してもらえる仕事ができるよう、日々精進していきます!
マーケティングを学びたい若い方にはぜひオススメしたい本ですので、気になった方は一度読んでみてはいかかでしょうか。