【国家資格】持ってると得!?ウェブデザイン技能検定2級

webデザイナーのむーみんです。
今年に入り、社内の委員会活動(スキルアップ委員会)の一環として、数名の若手デザイナーでプロジェクトを作って、ウェブデザイン技能検定2級の合格に向けて勉強しています。
今回は、ウェブデザイン技能検定2級の学科問題や参考書をチラリとご紹介しますー!
使用している参考書!
唯一使用している参考書が、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会から出版されている過去問題集と解説が一緒になった参考書です。
あまり詳しく解説が載っている感じではないのですが、結構同じような問題が出ていたりするので、解説と一緒に覚えていけるのは良いかなと思います。
欠点があり、発行日が2014年となり2年前になるので、最新ではないのでHTML5などの問題は出ていないです。
なので、ウェブデザイン技能検定の公式サイトより最新の過去問題が手に入るのでそこから最新の問題を解いて勉強しています。
でも解説がないので、調べながら勉強しています。結構そっちの方が勉強になるかもです。
過去問題をチラリとご紹介!
ウェブデザイン技能検定 学科試験 2級 平成27年度第2回目の過去問題からご紹介致します。
ぜひ、分かるかどうかトライしてみてください♪
第1問:HTML5 におけるid 属性の指定方法として、文法的に誤っているものはどれか。以下より1 つ選択しなさい。
- id=””
- id=”123″
- id=”_abc”
- id=”(^_^;)”
1. id=””
HTML4.01 では、半角英数字と一部の記号しか使えず、半角英字から開始する必要がありましたが、HTML5.0 では、スペース文字(空白文字)の禁止を除く、あらゆる制限がなくなりました。(スペース文字とは、スペース・タブ・改行・改ページ、を指します)
なので、極端に言えば、全角日本語を id に指定することができるようになったということです。
第2問:クロスサイトスクリプティングなどへの対策であるサニタイジング処理の一例として適切なものを、以下より1つ選択しなさい。
- HTML の生成時に、タグの「<」と「>」を「&lt;」と「&gt;」に置き換える。
- ウェブサイトのフォームに入力されたデータを送信するメソッドに、POST を利用する。
- OpenSSL を利用して、ウェブサイトのフォームに入力されたデータを暗号化して送信する。
- HTML の生成時に、リンクや文字修飾などのインライン要素を取り除く。
1. HTML の生成時に、タグの「<」と「>」を「&lt;」と「&gt;」に置き換える。
クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、簡単に言うと他人のWebサイトに、悪意あるスクリプトを埋め込むという事です。
クロスサイトスクリプティング(XSS)対策として、「<」と「>」は文字列に変換する処理があり、それをサニタイジング処理と言います。
第3問:16 進数の値で表現すると、1 バイト目が定義する三原色の色として正しいものはどれか。以下より1 つ選択しなさい。
- 黒
- 赤
- 青
- 緑
2. 赤
16進トリプレットは16進数6桁、3バイトの数値であり、三原色はR(赤(Red))、G(緑(Green))、B(青(Blue))を指します。
1バイトめ – 赤の値
2バイトめ – 緑の値
3バイトめ – 青の値
第4問:JavaScript において、10px という文字列から10 という数値を取り出す関数はどれか。適切なものを以下より1 つ選択しなさい。
- parseint(“10px”)
- Intparse(“10px”)
- parseInt(“10px”)
- intparse(“10px”)
3. parseInt(“10px”)
文字列を整数に変換する際に、parseInt関数を使用します。
問題の10pxはpxが削られて10になります。
例:
parseInt(“-10pt”) → -10
parseInt(“Abc10”) → NaN
parseInt(“”) → NaN
第5問:IPv4 の環境において、DHCP でIP アドレスを取得できない場合、リンクローカルアドレスが自動的に割り当てら れることがある。この場合のリンクローカルアドレスの例として適切なものを、以下より1つ選択しなさい。
- 192.168.11.1
- 169.254.80.80
- 127.0.0.1
- 192.168.0.254
2. 169.254.80.80
IPv4アドレスでリンクローカルアドレスとして使われる範囲は、「169.254.0.0~169.254.255.255」です。
第6問:次の文章の A にあてはまる語句として適切なものを、以下より1 つ選択しなさい。ISO 9241-210 では、 A とは、「製品、システムまたはサービスを使用した時、および/または 使用を予測した時に生じる個人の知覚や反応」としている。
- ユーザビリティ
- ユーティリティ
- ユースフルネス
- ユーザエクスペリエンス
4. ユーザエクスペリエンス
ISO 9241-210では、ユーザエクスペリエンス(UX)の定義が書かれてあります。
第7問:次のアクセシビリティの説明について、 A にあてはまる語句として適切なものを、以下より1 つ選択しなさい。WCAG2.0 のガイドラインでは、テキストとその背景に少なくとも A :1 のコントラスト比を持た せることが規定されている。
- 2.5
- 3.5
- 4.5
- 5.5
3. 4.5
テキスト(及び画像化された文字)とその背景の間に、少なくとも4.5:1以上のコントラスト比をもたせることによって、テキストの相対輝度を維持することができるそうです。
ウェブデザイン技能検定2級の試験概要
試験時間・・・学科60分 実技120分
受講料・・・ 学科: 6,000円 実技: 12,500円 (合計18,500円)
学科
- 出題形式
- 筆記試験(マーク方式):「多肢選択法」「真偽法」形式
- 合格基準
- 70点以上(100点満点)
実技
- 出題形式
- 課題選択方式
- 合格基準
- 70点以上(100点満点:ただし、試験要項に示す各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)
興味がある方は、ぜひ、ウェブデザイン技能検定2級に挑戦してみてください!
初心者向けの3級も上級者向けの1級もあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイト / ウェブデザイン技能検定
受かったかどうかは、また報告します。笑