サイドスリーブログ

kintoneの資格をとってきました


                kintoneの資格をとってきました

サイドスリーではもともとkintoneの開発や導入支援を行っているのですが、今年サイボウズの公式パートナーになったことをきっかけに、何人か資格をとりにいくことになりました。kintone認定 アソシエイトという「kintoneのことなら色々詳しい」ことを証する資格です。
7月の頭から準備をはじめて、なんとなくみんな8月中には取ろうかーというふんわりした計画をもとに、お盆くらいから慌てて勉強した結果、なんとか4人受験して4人合格できました。やったぜ。

kintoneとは

このご時世、色々な分野・シーンでクラウド化が進むなか、よく名前を聞くサービスになりました。
CMもバンバン流れているので、何するかは知らないけどなんかクラウドなんだろうと認知されている方も多いと思います。

ざっくりいうと、専門的な知識がなくても自社で運用できるデータベースとそのインターフェースを提供するサービスです。
企業の規模にかかわらず、業務を回していくなかで色々なデータを管理し、運用する仕組みが必要です。会計やら在庫やら人事やら。
それが紙の書類だったり、Excelだったり、門外不出の口伝だったり色々あるとは思いますが、すべてを統合管理する基幹的なシステムを独自に設計構築しようとすると膨大な時間とコストがかかりがちです。

kintoneはインフラの構築・管理が不要。一朝一夕で何かしらのものは形になる手軽さと、セキュリティの堅牢さが特徴です。
くわしくはkintoneのサービス紹介をご覧ください。

試験の内容

kintoneの認定資格はいくつかあるのですが、今回われわれが受験したのはアソシエイトという最も基本かつ汎用的なものです。上位の専門的な資格を受験するにはまずこれを持っていることが条件になります。内容としては、kintoneの開発・運用・管理・契約など網羅的な知識が問われるものでした。

選択式で7割正答が合格ラインということで、こりゃ楽勝だと思っていましたが、実際システムを触っていないとかなり厳しいですし、なんとなく知っている程度だと復答式の問題は正解できないので、しっかり勉強が必要でした。

試験方式は専用のアプリケーションによるPC回答で、ちょうど弊社オフィスから歩いて10分くらいのところに三宮のテストセンターがあったのでそこに受験しにいきました。回答終了した直後に合否判定が出るスタイルです。

準備したこと

  • パートナーサイトの動画コンテンツをみんなで1.5倍速視聴+ディスカッション
  • 公式の試験対策テキスト
  • 練習問題

教材はこの辺です。あとは製品のヘルプドキュメントを読み込むのも重要でした。
まあkintoneのことしか出ないので、提供元のサイボウズ社にある情報が全てですね。ただ上記の動画はパートナー向けのやつなので、一般的にはyoutubeの対策動画チャンネルを見るのだと思います。こちらは量が多すぎたので全部見るのはあきらめました。

もともと利用していて、ある程度の知識や経験があることを前提としてですが、なんとなく30時間くらい勉強していけば合格圏内なのかなあという感触でした。対策テキストをしっかりやっていけば基本OKだとは思いますが、実務でバリバリやってても勉強しないと普通に落ちると思います。

受験してみて思ったこと・これから受験する人に

まず、kintoneは基本的にUIがわかりやすいので特別な学習や研修がなくてもなんとなく操作できてしまいます。なので1ユーザーとして利用するだけなら特に必要ない資格とも言えます。
ただ教育や推進の担当だったり、提案や営業を行うならやはりある程度のディテールの知識は必要で、そこを掘り出す学習としては効率的なんじゃないでしょうか。
あとはエンジニアの立場ではあまり問題にならない範囲も出題されるので、色々な視点でkintoneの全体像を俯瞰することができたと思います。

気をつける点としては、一度間違えた問題をもう一度やっても間違えるパターンが結構あるので、しっかりヘルプなどを読んで理解することが重要だと思いました。あとは5GBとか10000行とか1000項目とか、具体的な数字が聞かれます。これは覚えるしかないです。

最後に

わりと突貫ではありましたが、ひとまずみんな合格はできたのでkintoneを取り扱う上での面目は立てられたかと思います。
サイドスリーではCMSの構築をメインにWebの制作全般について取り扱いがありますが、kintoneの開発や導入支援もやっています。
API連携などによるデータのWeb活用なども可能ですので、ご相談いただければと思います。

お問い合わせはこちらから