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ビーラブカンパニー公式「ブログ・Facebookセミナー」で学んだ自社ブログの活用術


                ビーラブカンパニー公式「ブログ・Facebookセミナー」で学んだ自社ブログの活用術

ちぃさんです。
自社HPでブログを書いたり、Facebookを開設したりしてマーケティング活動を行うことが一般的となった昨今。
当社に制作依頼されるお客様も、その多くがブログやお知らせ記事の設置、また自社でブログの更新ができる「WordPress」など、CMSの利用をご要望されます。
ただ実際はブログを設置してみたものの、その機能を十分に活用できていない、というお声を耳にすることもしばしばです。
具体的なお声としては、以下のような項目がほとんどです。

  • どんな内容を書けばいいかわからない
  • 更新頻度は上げたいけれど、頻繁には書くべきネタがない
  • ブログやFacebookを投稿することで本当に効果はあるの?
  • 通常業務が忙しく、記事を書く時間がとれない

いずれも同様に一筋縄ではいかない問題です。
ただし、この世で起きた問題は、すべてこの世で解決する!
そして、お客様が悩んでおられるのであれば、一緒に考えたい。
さらに、当社も例外にもれず悩んでいる事がらです。
解決するなら一石二鳥!
そんな折、元ホットペッパーで殿堂入りしたこともある、伝説のカリスマ営業マンのセミナーが開催されることを聞きつけ、行って参りました!
現在は、Love神戸の代表である西洋子さん主催、その名も「自社スタッフと共に学ぶ!会社が良くなる!ブログ・Facebookセミナー」!!
セミナーでは、Facebook・ブログの意義と、前述した「運用についての問題点」について考えるヒントとなるお話がありましたので、その内容と、それらをふまえた上での当社マーケティング委員会が考えるFacebook・ブログ運用のコツをご紹介いたします。
(注:セミナーの内容報告についてはあくまでも、社内一、自己解釈過剰気味な私が稚拙な文章で綴ったものです。
マーケティングのプロである西さんのお話は、これの100倍為になりますし、その1000倍おもしろいので、現在本気でお悩み中のお客様はぜひセミナーのご参加をオススメいたします。)

西 洋子(にし ようこ)

株式会社 be love company代表取締役社長

2006年より神戸の地域ポータルサイト「ラブ神戸」やブロガーモニターサイト「プレミアムブロガー倶楽部」を運営、ブログやFacebookなどを活用した「SNS集客」でマスコミにも取り上げられる。 中小企業にソーシャルメディアの導入を尽力、企業へのソーシャルメディアの顧問業の傍ら、中小企業の広報担当を育てるソーシャルリーダー養成講座を開講。神戸はもとより全国を講演などで走り回る。元ホットペッパー殿堂入りの伝説の全国TOPのカリスマ営業マン。

「自社ブログ・facebookセミナー」で学んだこと、その①

中小企業は自社ブログやSNSと相性がいい!

理由は3点。

  • 早くアクションを起こせる
  • 情報共有がすぐにできる
  • ユーザーさんと直接接する機会をつくれる

マーケティング活動に関して大企業に比べて、

  • 大きな予算組みができない
  • 少人数で行わなければならない
  • 一スタッフの想いが一企業の社風や動向に強い影響を及ぼす
  • お客様お一人、お一人のお顔が比較的見えやすい

という環境の会社様は少なくありません。
予算をかけずに、短時間で、ターゲットとしたいユーザーに向けて、運用者がたとえたった一人でもアクションを起こせる。
自社ブログやSNSは、そういった環境が比較的多い中小企業と非常にマッチしているようです。
みなさまの職場環境は、いかがでしょうか?

「自社ブログ・facebookセミナー」で学んだこと、その②

SNSの選び方

本セミナーでは「自社ブログ・Facebook」が主なテーマでしたが、その他のSNSの紹介もありました。
Facebookをはじめとする、SNS(Social Networking Service)には、広く利用されているサービスとして、他にもTwitter、Instagram、LINEなどがありますが、すべて網羅する必要はありません。 SNSの選び方は、以下の2点にしぼり決定しましょう。

■ どのようなユーザーをターゲットにするか
例えば20~30代女性が多く利用しているInstagramに男性用の広報をしてもあまり食いつかれません。
自社がターゲットにしたい客層がより多く登録しているサービスを選びましょう。
■ どのような内容を投稿するか
新商品の入荷などが頻繁あるようなアパレル関係であれば、写真のインパクトを強く出せるインスタグラムが向いていますし、サービス紹介や事業報告が中心の企業では、登録者数も多く、拡散での広がりが期待できるFacebookが有効です。

「自社ブログ・facebookセミナー」で学んだこと、その③

自社ブログとFacebookとの役割の違い

自社ブログとFacebookは、どちらかひとつ持っていればよい、というものではなく、その特性には違いがありますので、住み分けを理解し、かつ相互に活用することでより広がりを持たせることができます。

■ 自社HPによるブログ
目的:自社のサービスや技術、想いを伝えるツール(言わば企業のパンフレットのようなもの)
ターゲット:新規のお客様、同業種のお仕事を探している求人者
ユーザーがページを閲覧するまでの流れ:少なからず、その内容に興味があり、ユーザー自らが能動的に検索をかけてヒットするなどして、はじめてページに訪問してもらえる
■ Facebook(その他SNS)
目的:社風やスタッフの雰囲気を紹介するツール
ターゲット:既存のお客様、同業種のお仕事を探している求人者
ユーザーがページを閲覧するまでの流れ:自社をすでに知っているお客様が検索をかける能動的な訪問に加え、投稿を「いいね」や「シェア」などしてもらえると、そのお友達のタイムライン上に表示、受動的な訪問も可能となる。

以上のような事柄がセミナーでは紹介されていました。

- では次に、冒頭で記載した自社ブログ・Facebookの運用について、当社にお寄せいただくお客様のお悩みの声を、セミナーに参加後、当社マーケティング委員会なりの考えをお伝えいたします。

お悩みその① どんな内容を書けばいいかわからない

具体的な内容については、職種によって個々の違いがあるかと思いますが、まずは、先に述べた自社ブログ・Facebookの違いを念頭に置いて、内容は考えましょう。

■ 自社HPによるブログ
ターゲットは新規のお客様、と先に述べましたが、ここでのターゲットを「不特定多数」に広げすぎることはあまり効果的ではありません。
ブログを行うことの最終的なゴールが「お問い合わせ」や「お申込み」である企業は少なくないと思います。
もしもそうであるならば「みんなにとって悪くない」情報ではなく「たった一人にとってのすごく良い」情報を発信することが、最終的なゴールへの強いコンバージョン率につながります。
セミナーでは、そのことについて「思い切りが大切」とありました。
例えば、人のにぎわう居酒屋があったとして、そのことを強く押し出すことで、静かに過ごしたいお客様は離れていくでしょう。
ただし、そういう居酒屋を探している人にとっては、「行ってみたい」「好き」な居酒屋になります。
「ただの企業」が、だれかにとって「特別な企業」になるかどうかは、「好きになってくれそうなお客様」のターゲットを思い切って絞ることが大切です。
またどんなお客様が自社を好きになってくれそうか、それについては、自社の強みを考えることが非常に重要です。
自社の強みがお役に立てるようなお客様に声を届ける。
そのような視点で内容を考えてみましょう。
■ Facebook
ターゲットは、既存のお客様、同業種のお仕事を探している方です。
既存のお客様には、近況報告として、また同業種のお仕事を探している方には、自社の雰囲気を伝えるツールとして活用できるでしょう。
ちなみに当社では、お客様からいただいたおみやげ、新入社員の紹介、当社が制作したサイト公開のお知らせ、スタッフのお誕生日、社長の体重などなどを日頃投稿しておりますので、よろしければ見てみてくださいね(ちょっと宣伝)
また投稿記事のコツとして、ネットで探したフリー素材などは使わず、苦手でもいいから、自社で撮影した写真をアップする(スタッフなど人が入っているとよりベター、らしいです)と、閲覧者の興味を引きやすいをセミナーで教えてもらいました。

お悩みその② 更新頻度は上げたいけれど、頻繁には書くべきネタがない

本当にネタがない!困った!
冷蔵庫に「ネギとマヨネーズしか入っていない!これで何の料理を作れってゆうのだ!」
そんな日もなきにしもあらずです。ネタ探しのヒントとして、2つにサービスがセミナーではご紹介されていました。

■ Google アラート
ブログのネタに使えそうなキーワードについて調べる際、通常の検索窓入力による検索では、SEOでの優先度の高い順に結果が表示されますが、Google アラートでは、キーワードを検索すると、最新投稿順に結果が表示されたり、キーワードを登録しているとメールで新着記事の通知を受け取ることがますので、リアルタイムでの最新情報を入手することができます。

Google アラート

■ YAHOOリアルタイム検索
Twitterに投稿されたツイート(つぶやき)やFacebookの投稿を検索できます。
またそのツイートが何時に投稿されたものか、なども確認できますので、キーワードに興味を持っているユーザーがネットを利用する時間に合わせて、記事を投稿することで、効果を上やすくする方法です。

YAHOOリアルタイム検索

お悩みその③ ブログやfacebbokを投稿することで本当に効果はあるの?

ブログやFacebbokを投稿することで上げられる効果は「今日・明日」といった短期間で現れるものではありません。
自社ブログ・Facebookは、投稿を行ったら行った分だけ、自社の情報発信としてその量は蓄積していきます。
セミナーでは何年も前に書いたとある記事が、最近になってヒット数が急激に増えた例も紹介されていました。
原因を調べてみると、記事内でふれられていた内容が、偶然、現在話題となっており、そのことでヒット数が急増したそうです。
言わば、未来のお客さまを見すえた視点を持ち、長期になればなるほど、投稿量と比例して、効果は得やすくなると言えます。

また自社ブログに関して、もう一点。

投稿記事が蓄積していくということは、その分サイトとしての情報量が充実しますので、SEO対策としても有効です。
ヒットさせたいキーワード、ターゲットとしたいお客様が検索しそうな言葉をさりげなく登場させるのも効果をあげるコツの一つです。

お悩みその④ 通常業務が忙しく、記事を書く時間がとれない

具体的なユーザーの顔が見えない、締め切りがあるわけでないという状況から、どうしても後回しにされがちです。
「空いた時間に、誰かが」ではなく、記事投稿が通常と同レベルの業務として習慣化するようなルール決めが大切です。
また効率化を図るために、ページのデザイン、レイアウトは使いまわしできるようテンプレート化して、投稿内容だけに時間をさけるようにすると作業負担の軽減に繋がります。
自社ブログ・Facebookは、お仕事帰りの電車の中や、片手間に書くものではありません。
通常業務が現在のお客様なら、自社ブログ・Facebookは未来のお客様です。
現在のお客様と同じように真摯に向き合い、自社の技術、想いをお伝えする視点を忘れない気持ちが必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自社ブログやFacebookの運用にお悩みのお客様のほんの少しでもお役に立てると幸いです。

また今回当社が参加したセミナーは、関西を中心に全国で定期的に行っています。個別カウンセリングなどもありますので、「本当に悩んでいる!何とかしたい!」とお困りの方は、当社のようにプロに聞いてみましょう。 詳しくは、ビーラブカンパニー公式セミナーをご覧くださいませ。