新入社員まりちゃんのデザイン修行
2023年2月からUI/UXデザインチームの一員としてサイドスリー入社した、まりちゃんです。
とは言え、実は1年半ほど前から派遣社員としてすでに働かせていただいていました。
派遣時代からとても働きやすい環境だなぁ、ここで社員になれたらいいなぁと思っていたらお声をかけていただき、晴れて正社員としてサイドスリーの仲間入りを果たすことができました。
これまでの経歴をご紹介
WEBデザインの仕事に就く前は、飲食店や販売、事務職などいろいろな業種で働いてきました。
中でもシステム会社で働いていた時に、簡単なWebサイトのお仕事をさせてもらうことがあり、Web制作に興味を持つようになりました。
もっとWebデザインについて学びたい!と思い、職業訓練でIllustratorとPhotoshopを習い、通販会社に転職しました。
その後は働きながら、独学でHTML・CSSを身に着けましたが、「ここではこれ以上スキルアップは望めない」と思い、さらに転職を決意。その時出会ったのが、サイドスリーでした。
派遣社員の求人で応募したんですが、派遣会社の担当の方が、「この会社は本当におすすめです!社長さんがとにかくいい方で、社員の皆さんもびのびと働かれているようです!」とおっしゃっていたのが印象的でした。
当時他にも何社か面接を受けていたのですが、数ある会社をいろいろ見てきている派遣担当の方が言うのだから間違いないだろうと思い、採用のご連絡をいただいた時には、迷わずこの会社に決めました。
実際に働いてみてどんな感じ?
制作会社で働くのは初めてだったんですが、知らないことばかりで始めのうちは「自分はこんなんで大丈夫だろうか。。」と不安でいっぱいでした。
でも皆さん丁寧に教えてくださるし、だんだんと自分がスキルアップできている実感もあるので、やりたかったことができてる!と楽しくなってきました。
そして何より、みんな明るい! 他愛もない会話で大笑いしながら働けるので、毎日会社に行くのが楽しいです。
だからと言って、なぁなぁの友達のノリとも違う。皆さんプロフェッショナルなので、いざ仕事モードになるとシュッと顔つきが変わってめちゃくちゃかっこいいです。
いつも尊敬できる人たちと仕事できるのは、何より最高です。
社員になってからは、求められることも派遣の時とは全然違うので、会社に貢献できるようより責任感をもっていろんな業務をこなせるようになりたいです。
そしてデザインの仕事は正解がない分、永遠と勉強し続けていかなければなりません。でもそれも楽しみながら、胸を張って「Webデザイナーやってます!」と言えるよう、これからも一層努力していきます。
やっぱり基本が大事!
それなりにデザインの仕事をやってきたつもりでしたが、ここにきて基本の知識が圧倒的に足りない、、
なんとなくそれっぽいデザインはできるけど、「どうしてそうしたのか」ちゃんと言葉にして説明できる?
うーん。。そんなもやもやした気持ちから、今更ながら初心にかえって本やらサイトやらで知識を増やすべく読み漁っている毎日です。
そんな中で、これからデザインを勉強したい!という初心者さんにおすすめの本を紹介したいと思います。
センスは知識からはじまる
くまモン、中川政七商店などを手掛けたクリエイティブディレクター、水野学氏の著書。
センスって生まれ持ったものじゃないの?私はセンスがないから、、とあきらめるのはちょっと待って!
「センスは特別な人に備わった才能じゃない。誰もが身に着けられる能力である。」のだそう。
読み進めていくと、なるほど~、納得!と思うと同時に、自分の勉強不足を再認識させられる一冊。でも逆に、自分でもできるかも!と自信を与えてくれる本でもあります。
レイアウト・デザインの教科書
著者:米倉明男 / 生田信一 / 青柳千郷(ベーコン)
「レイアウト」に焦点を当てたデザイン本。
基本ルールをしっかりとおさえつつ、デザインの本質も学べる良本。
デザインの歴史から、実際の受注から制作の流れなども学べ、得るものの大きい一冊でした。
実例をもとにデザイナーが試行錯誤の末いかに伝わるデザインにしていくのか、その思いまで伝わる内容で個人的にはとても参考になりました。
デザイナー初心者から中級者まで、この一冊でレイアウトをきちんと習得できる内容になっていると思います。
あるあるデザイン
ingectar-e 著
ちょっとしたデザインのアイデアや手法を見つけたいときにおすすめの本。
直観的にイメージしやすいワンフレーズで構成されており、見ていて楽しい内容になっています。
参考例が多く紹介されているので、「あ、これ使える!」「今度これやってみよう!」と、何かしら役に立つと思います。
軽い気持ちでパラパラ見ていけるのもいいですね。
伝わるデザインの授業 一生使える8つの力が身につく
ingectar-e 著
デザインを仕事にする上で非常に大事なスキル、「伝えるチカラ」。
それを順序立てて説明してくれる一冊です。
ロジカルだけど、絵や写真でわかりやすい。
「言語化」ってこんなに大事なんだ、と日々痛感しているところです。
最後に
サイドスリーでデザインの仕事を始めてから思うこと。
これまで自分の感覚だけで、「なんとなくいい感じにできたな」で満足していたことが全然通用しない!
デザインてこんな理論的で緻密で知識を必要とするものだったんだ、とあらためて考えさせられるようになりました。
制作現場ではツールを含め、日々目まぐるしく環境が変化していく中、置いていかれないよう勉強することが必須になりますが、それも楽しみながらステップアップしていけたらいいかなと思います。